レーザープリンターの買い替えの時に一番悩むのは、どのプリンターにすれば良いのか? ではないでしょうか。
今回は、機器のことを熟知しているエンジニア目線で機種選定について情報提供をいたします。
ほとんどの方は、プリンターメーカー(または販売店)の営業マンに勧められている機種を購入することが多いと思います。
メーカーも新機種リリース後は、販売台数などノルマがあるため「お客様に適している/適さない」「プリンターの信頼性/耐久性が高い」などを深く考えずに、営業マンが機種提案しているのが現状です。
そのため、導入してから「使い勝手が悪い」「調子が悪い」「消耗品コストが高くなった」など問題が出ているお客様をいくつも目の当たりにしてきました。
では、どのように機種選定をすればよいのか? いくつか事例をもとに紹介させていただきます。
①新機種発売後、1年程度でマイナーチェンジした機種
新機種というのは耐久印字テストなどして発売となりますが、いざ市場に出してみると想定外の不具合が生じることも多くあります。
ですので、新機種(初代)はあまりお勧めしません。
実際には、1年以内にマイナーチェンジした機種が狙い目!
初代機種が市場に出てトラブった箇所を修正・強化してから発売されますので信頼性は確実に高くなっています。
また、初代機種リリースから1年後であれば、再生トナーも即納品が出ており消耗品費も比較的抑えることが可能です。
例1 リコー SP C740 発売日2015年5月13日
リコー SP C751 発売日2016年5月10日 ← マイナーチェンジ後のこちらが狙い目!
(トナーはどちらもSPC740Hです。)
②同型トナーカートリッジが使用でき、長期間販売されている機種
プリンターメーカーもお客様やエンジニアから高評価を得ている機種は、長期間販売を継続します。
機種名を変えながら消耗品(トナー)は共通のまま販売を続けるので消耗品コストも変動することなく買い替えることが可能です。
また、使用方法(オペレーション)もほとんど変わりませんので、ご利用現場の混乱もなく新しい機種へ変更できる利点もあるのです。
例2 キヤノン LBP8730i/LBP8720/LBP8710/LBP8710e 発売日2013年11月下旬
キヤノン LBP8100 発売日2015年5月11日(販売中!) ← ロングセラーのこちらが狙い目!
(トナーはどちらもトナーカートリッジ533Hです。)
いかがでしょうか?参考になりましたでしょうか?
でも、ちょっと調べるのが面倒だとか思っている方は、消耗品の購入先へ聞いてみることをお勧めいたします。
消耗品を販売している会社は、上記のような情報をもっている場合が多いので相談してみましょう!
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