プリンターの保守契約ってよく考えてみたことありますか?
プリンターメーカーの営業さんに言われるがままに契約していませんか?
そこで今回はお客様の状況により保守契約の損得をシミュレーションしてみましょう!
【ケース】
導入機種 リコーSP C751(A3カラーレーザープリンター)
品名・サービス | 価格 | 備考 | |||||||
SP C751本体価格 | ¥92,000 | 価格.COM 最安値 | |||||||
定着ユニット部品価格 | ¥40,000 | 10万枚寿命 | |||||||
転写ユニット部品価格 | ¥51,300 | 8万枚寿命 | |||||||
訪問修理 基本料金 | ¥12,000 | ||||||||
訪問修理 技術料金 | ¥6,000 | 30分間 | |||||||
同時購入パック 年間保守契約定期交換部品込み 1年 | ¥26,000 | ||||||||
同時購入パック 年間保守契約定期交換部品込み 3年 | ¥124,000 | ||||||||
同時購入パック 年間保守契約定期交換部品込み 4年 | ¥164,000 | ||||||||
同時購入パック 年間保守契約定期交換部品込み 5年 | ¥194,000 |
保守契約をするか?しないか?は何で決めるのか?
そうです!ズバリ、印刷枚数です。
このケースの場合、転写ユニットの交換が8万枚で必要です。
保守契約をしていない場合の転写ユニット交換費用は、
転写ユニット部品価格 ¥51,300
訪問修理 基本料金 ¥12,000
訪問修理 技術料金 ¥6,000
合計 ¥69,300が最低でも必要です。
また、2万枚後の10万枚時には定着ユニットの交換も必要になりますので、同じように定着ユニット交換費用も計算し転写ユニット交換費用と合算すると、なんと、¥127,300 という高額費用が必要となります。
ですので、上記保守契約料金と¥127,300という部品交換料金を比較すると、3年目までにプリンターの総印字枚数が8万枚を超えるか超えないかが分岐点になると言えます。
3年(36ヶ月)で8万枚というと月間2,200枚換算になりますので、この印刷枚数以下のお客様は保守契約をせずに定期交換部品交換タイミングでのプリンター入替がお得になります。
(このケースの場合、¥92,000で同じ機種が新しく購入できます。)
また、5年間で2回転写ユニットと定着ユニットを交換すると定期交換部品込み保守契約を効率よく活用したと言えます。
この機種の場合、5年間で20万枚以上で2回の交換が必要になりますので月間3,300枚以上ご利用される場合は5年間の保守契約がお得になります。
では、月間2,200枚~3,300枚の場合はどうなるのか?
この場合は手間や使い勝手を考慮して検討しましょう!
保守契約をせずに定期交換部品が寿命になるたびにプリンターを入れ替るのには手間がかかります。
また、保守契約をすれば電話1本で部品交換も可能です。
入れ替えが手間でなければ保守せず運用。電話1本で交換してもらいたいのであれば保守契約を締結しましょう!