一般社団法人日本カートリッジリサイクル工業会(AJCR)の紹介
一般社団法人日本カートリッジリサイクル工業会(AJCR:Association of Japan Cartridge Re-manufactures)とは、国内外のトナーカートリッジリサイクル事業を行う製造業・関連企業の会員(約30社)で構成された工業団体であり、環境に配慮した高品質な再生トナーカートリッジで社会に貢献しています。2018年は創立20周年を迎えることができました。
それでは、AJCRがどのような活動を行っているのかを少し紹介します。
AJCRの活動 ①信頼性の向上「E&Qマーク」付製品の推進
E&Qマーク(注1)とは、AJCRが制定した環境と品質の管理基準に基づき、第三者審査機関の厳しい審査をクリアしたAJCR加盟企業のみ与えられる認証制度であり、その管理基準に適合した再生トナーの本体には、E&Qマークラベルを貼ることができます。
具体的な推進活動は次の通りです。
・会員企業の環境・品質レベルのさらなる向上・改善教育
・E&Qマーク認知度向上のためのPR活動
・官公庁でのE&Qマーク付製品の採用促進
・E&Qマーク付製品の市場調査
AJCRの活動 ②環境負荷低減のための「LCA活動」の推進
・産業環境管理協会とのLCA(Life Cycle Assessment)共同研究と啓蒙
・第14回 LCA 日本フォーラム表彰「奨励賞」受賞
⇒2018年3月に「AJCR におけるリサイクルトナーカートリッジのライフサイクル温室効果ガス排出量算定に関する事例研究」で「奨励賞」を受賞しました。
AJCRの活動 ③法の順守
・純正メーカーの知的財産権を侵害しない
・知的財産権、模倣品に関する情報収集
・純正メーカーへの工業会認知度向上と模倣品対策の情報共有化